三男坊の話
まだ生後9ヶ月とかなので、これからどう育つか、他の兄弟と比べてどうなのかなんて、まだまだ分からないと思っていたんですが、これがなかなかどうして片鱗を見せ始めたので、今日はそんな話。
長男は巨大児としてこの世に生を受け、看護師さん達の中で、「さぁ、この子何グラムでしょうか!?」みたいな学級会の議題になりそうな、ヤンチャなクイズが始まるくらいのわがままボディだったので、赤ん坊の頃全然動けませんで。こっちもそれはそれはベタベタに甘やかしていたので尚更。
次男が生まれた時は、長男が嫉妬しないように、長男優先の育児をしよう。と夫婦で決めていたため、次男にはあまり手をかけませんでした。
すると、自分があまり構われてないことに気づいたのか、長男よりは小さく生まれた体(といっても3500gオーバー、長男は4000gオーバー笑)を駆使し、誰に似たの?ってくらいのえげつない身体能力で親の視線泥棒としてメキメキと頭角を現し、視線を根こそぎ奪っていきました。結果的に構わずにはいられませんでした。
今現在も身体能力では3歳上の長男と比べて遜色ない、ステータスをパワーとスピードに全振りした、頭空っぽの方が夢詰め込めるタイプのヤツです。
で、三男。
小さく(また3500gオーバー笑)生まれてきたし、手足を動かすスピードも速いので、こりゃーまた脳筋タイプかなー。この三兄弟は回復が追いつかなくて積むタイプのパーティだなー。なんて思っていたんですが、次男にはない余計なアビリティもデフォルトで備わってまして。
それが、
動かざるごと山の如し
手の届くところにあるおもちゃでも手渡せ。手が空いている者は常に抱っこしろ。座るのはご飯の時だけ。ってな具合に0歳児における贅の限りを尽くし、もう酒池肉林、関白宣言です。こたつ入ってるのかな?ってくらい動かないです、ホントに。
生後9ヶ月で武田信玄とは程遠い、完全にちょっとアレな殿様にジョブチェンジしました。僕らは腰元になり下がりました。
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アレな殿様っていうと今川義元が思い浮かぶのなんでですかね?白塗り、小太り、蹴鞠。なんか今川義元だけ、同窓会とかで「義元全然変わらないねー。」って言われそうなくらい雰囲気変わらないですよね。
しかも海道一の弓取りって弓が上手いって意味じゃないんですね。太閤立志伝とかで弓術MAXみたいなのもイメージから来てるんですかね?
今なんの話してるんですかね。ってか白くなってないですね、春風亭昇太。前提が崩れました。
とにかく、犬や猫も家族内のヒエラルキーを持ってる。なんて話がありますが、赤ん坊もちゃんと見てるんだなーって思いました。
兄が怒られていても自分は許される。そういうのを見ているうちに殿様にジョブチェンジするための素材を少しずつ集めさせてしまっていたんだなーと。
舐められてるわけじゃないにせよ、少し考えないとまずいなー。といったところです。現場からは以上です。
書いていて途中で今川義元より董卓っぽくない?って思ったんですが、自分の子捕まえて董卓っぽいとは言えないので、そのまま走り切りました。
Koeiのシブサワコウって一人じゃないらしいですね。
おしまい
SUPER BEAVER 「らしさ」